青春の勲章とも言えるニキビですが、大人になってもできるいわゆる大人ニキビに悩まされる人は少なくありません。ニキビの原因は毛穴に詰まった皮脂や汚れにアクネ菌が繁殖したことです。つまり毛穴がきれいならそもそもアクネ菌が繁殖しないのです。若い頃は皮脂が毛穴を詰まらせることが原因ですが、大人の場合は少々事情が異なります。

もちろん大人でも皮脂が原因のこともありますが、多くが角質の詰まりが原因なのです。肌の一番外側の角質はターンオーバーによって古い細胞と新しい細胞が入れ替わっていますが、加齢やストレスなどによってこの周期が乱れることがあります。特にこの周期が遅くなると本来は垢となって排出されるべき古くなった角質が肌内部に残ったままとなり、これが毛穴を詰まらせることがあるのです。そこにアクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態が大人ニキビなのです。

ターンオーバーを正常化することで毛穴の角質詰まりをなくし、アクネ菌の繁殖を防げるのです。ここで気を付けたいケアが洗顔です。皮脂を洗い流すためにと一日に何度も洗顔をする方がいますがこれはNGです。多くても朝夕の2回にとどめておきましょう。

洗顔をし過ぎると皮脂が不足している、もっと皮脂を分泌せよという命令が出されて余計に皮脂が分泌されるからです。また洗顔後に化粧水だけもNGです。同じような理由で皮脂を余計に分泌させてしまうので、ニキビ用の乳液で肌にふたをすることです。

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