生理前になるとニキビができる、そんな悩みをお持ちの女性は多いようです。実はこのニキビの原因はホルモンかもしれません。生理前になると女性ホルモンの中でもプロゲステロンというホルモンが優勢になります。このホルモンは高温期を維持して受精卵が着床しやすいように子宮内膜を肥大化させるとともに、赤ちゃんが成長しやすいように整えるという重要な役割を果たすのです。
ただ、皮脂の分泌を過剰にさせることから妊娠しなかった場合は、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因となるのです。こういったことから生理前にできるニキビはホルモンが原因なので仕方がないと言えばそれまでなのです。ただ、そうはいってもニキビは作りたくないものです。絶対にできないとは言い切れませんが、生活に気を付けることである程度の発生は防げます。
というのは生理前には同じくホルモンが原因でイライラしたり無性に甘いものが食べたくなったりする場合が多いのです。つまり知らず知らずのうちに生理前には偏食を重ねることで、皮脂の分泌を促している可能性が高いのです。ここで食生活に気を付けることでホルモン以外で皮脂を過剰に分泌させるような要因をなくすことができるのです。おすすめが野菜や魚中心のヘルシーな和食です。
中でも積極的に摂りたい食材が豆腐や豆乳などの大豆製品です。大豆には大豆イソフラボンと言って女性ホルモン、エストロゲンと似た作用をする物質が含まれているからです。