ニキビとは、皮膚の炎症性疾患のことです。胸や顔、背中などにできるもので、毛穴が皮脂で詰まりその毛穴に乾いた角質や皮脂などが溜まり、それを餌にブドウ球菌や皮膚の常在菌であるアクネ菌が増殖することによって膿がたまったり、炎症を起こしたりします。酷いときには、毛穴が破けて炎症が広がったりし、その場合には皮膚の奥まで傷ついてしまい炎症が治っても跡として残ってしまうこともあります。このニキビを治療するには、一般的には、詰まりを改善する外用薬や炎症を起こしている場合には抗生物質などが処方され、皮脂を調整するビタミン剤なども内服薬として処方されます。

ホルモン治療やピーリング、レーザー治療やイオン導入、局所注射などの方法が皮膚科では行われています。皮膚科では、炎症性疾患として扱われ保険が適応することができます。そのほか、生活などで対策や予防をすることができます。肌のターンオーバーや皮脂の分泌、新陳代謝などを促すビタミン類、ホルモンバランスを整えるミネラル、肌を作る材料となるコラーゲン、脂質代謝を調整する食物繊維などをバランスよく摂取することが重要で食事で足りない栄養はサプリメントで補うことも有効です。

肌を作るために質の良い睡眠をとる、運動を行い代謝を促すなどの日常生活のケアもニキビを作らないためには大切です。また、洗顔などで清潔にし、その後スキンケアをきちんとすることもニキビを作らないためには重要なことになります。

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