ニキビは誰にでもできる皮膚疾患です。少しの生活習慣の乱れや体調不良、精神的ダメージなどで簡単に出現します。できてしまったニキビは、できるだけ早めに対処・治療することが大切です。なぜなら、ニキビはムズムズすることが多く、無意識に爪で掻いてしまい、炎症がひどくなり膿んでしまうことがあるためです。

そうなると、治りが遅くなるだけでなく、治ってもニキビ跡がシミのように残ってしまうこともあります。治療は、薬局やドラッグストアで売られている市販の塗り薬、または飲み薬を利用する場合が多いです。皮膚科での治療でも、主に飲み薬と塗り薬が中心となります。ドラッグストアと皮膚科の大きな違いは、自己判断で選ぶということと、専門医が診察した上で処方するという点です。

自分の症状によりマッチした医薬品を使えるのは、やはり皮膚科で治療を行った場合となります。皮膚科の場合で言うと、ニキビの治療薬は、殺菌作用と炎症を鎮める作用を持つ有効成分、そして抗生物質が使われます。皮脂が過剰に分泌されることが原因で起こっている場合は、皮脂分泌抑制剤が使われます。また、漢方製剤などを用いることもあります。

ビタミン剤(ビタミンCやビタミンB6)などが処方されることもよくあります。基本的には、予防のためというのではなく、すでにできている患部に対して、症状を軽減させるという目的で使われます。医薬品の使用と合わせて、適切なスキンケアや生活習慣を心がけることも大切です。

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